超字幕 216

 

 子ども達にモデレーターの力を付けたいのであれば、超字幕で映画での会話フレーズを覚えさせてあげてください。
こんなに安くて、勉強になる英語教材は他にありません。英語でのコミュニケーションの方法をたっぷりと学べます。
リスニングゲームをやりまくった日に、たまたまテレビで海外ドラマを見たらいつもより聞き取れすぎて、びっくりして、逆に内容に集中できないほどでした。それが超字幕の学習効果と言えるのだと思います。ゲームの内容は、映画の順で字幕毎に映像と音声が再生され、1つの単語を穴埋めするものです。単語は毎回違うものに換わります。
字幕毎に集中してリスニングできるので、映画を見ながらだと聞き流してしまうようなことがありません。簡単な単語ほど聞き取れていなかったりするので、弱点探しにも良いですね。スペルの確認にもなります。中には全く発音されていないものもあり、聞き取るのが不可能なものは文脈から推測するのですが、推測する力もリスニング力の一部だと思うので、こちらも鍛えられそうです。
映画に関してのもう一つのエピソードは、昔、私がデンマークのコペンハーゲンで「プリティーウーマン」と言う映画を見た際に、もちろん英語の映画で、デンマーク語の訳のわからない字幕が下に出てきました。
まったく意味が分からず、かえって英語に集中できたことで、反対に驚くほど英語が良く聞き取れることを発見したのです。
おそらく字幕が全くなければ、英語の方もあいまいに聞こえたのではないかと思いますが、あのときほど英語がクリアーに理解できたことはありませんでした。人間は追いつめられると、火事場の馬鹿力で能力をいつも以上に発揮できるので、本当に英語で追いつめられると何とか聞き取れてしいます。
タイのバンコクで「タイタニックを観た時にも、全く読めないタイ語の字幕が出てきたら、英語がスラスラと頭に入って来る感覚を覚えました。
英語テストのリスニングなどで、雑音に対してクレームをする方も多いのですが、実際に英語を使う場面では、ほとんど雑音の中での会話が当たり前になりますし、電話での会話になると余計にハッキリ聞き取れないケースも当たり前です。
ですから日頃から雑音の中で英語を聞く練習をしておかなければならないと言うことなのです。
映画は英語を勉強する絶好の機会となります。
子ども達にモデレーターの力を身に付けさせたいのであれば、映画の中での会話フレーズを通じて、積極的に仲間達をリードして行くシーンを、是非とも擬似体験させてあげてください。
実際の現場でも、その力を発揮出来るようになる筈だからなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達たちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

オフ会 215

次の記事

ボディランゲージ 217