無償の愛 198

 両親が1番先にしなくてはならないことは、子ども達を愛することではないでしょうか。
それも代償や見返りなどを求めない愛、つまりは無償の愛でなければなりません。
無償の愛は、子ども達からの見返りを求めたり、期待したりすることは一切なく、ただ自分から愛を与えるだけということです。
ですから、ギブアンドテイクでは無く、ギブアンドギブで、やるのが当たり前、たとえ自分が犠牲になっても構わない、子ども達を信じて、他人と比較したりせず、失敗しても広い心で支えてあげる精神なのです。

無償の愛を育てるには、
①ケアをする
子ども達の毎日の生活をしっかりとモニタリングして、縁の下の力持ちとならなければなりません。
もし子ども達の様子がおかしければ、声を掛けて、様子を伺って、その都度に必要なケアをしてあげる必要があるのです。
②責任を持つ
無償の愛だからと言って、責任が無い訳ではありません。たとえ自分が先に亡くなっても、最後までしっかりと見届ける覚悟で責任を背負って対処してあげましょう。
③尊敬する
親子の垣根を超え、ひとりの人間として、人生を共にするパートナーとして尊敬し合いましょう。
私は親にちゃんと愛されなかったと考える両親もいますが、大丈夫なのです。両親もこれから、子ども達と一緒に自己肯定感を育てていけばいいのです。ワクワクドキドキを子ども達と共有していきましょう。
④理解する
子ども達のことを良く理解してあげましょう
子ども達自身が、自分で自分自身を理解し、自分が好きかどうかもわかりませんが、少なくとも自分を大切にし続ける努力はできる筈なのです。
自分のこういうところは嫌いだけど、それでも大切にしようと思えるように、アドバイスをしてあげてください。
以上4つのバランス感覚を意識して、自分は子ども達にどんなことができるのか見つめ直すことが大切なのです。そうすれば、子ども達は、親からの「愛の教育」を通じて愛すること、自分を大切にすることが実践できるようになります。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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