言霊 191
子ども達に美しい日本語を使わせる為には、言霊(ことだま)を教えてあげてください。
言霊とは、古代日本で、言葉に宿っていると信じられていた不思議な力のことです。
言霊は、発した言葉が音としてだけではなく、その言葉が魂をもち、その言葉のきっかけで現実に何かしらの影響を与えるという物なのです。
この言霊というのは、日本では古代から信じられており、現代においても言葉に呪術的要素を認める言霊の思想は残っています。
しかしながら、現実に言葉が体などに与える影響というのはとても大きいのです。
言霊は、自分にかけられた言葉であったり、逆に自分が発した言葉だったりが持つ意味であり、その言葉自体に良い・悪いとを決めつけることはできません。
良い言葉を使えば、自分自身を奮い立たせる力となり、誰かを救う言葉になったりとプラスに作用する一方で、悪い言葉を使えば自身の可能性を閉ざしてしまったり、いらぬ恨みを買ったりするといった、表裏一体のものなのです。
誰かを苦しめようとマイナスの言葉で攻撃していたつもりが、気付いたらその言霊が全て自分に跳ね返って来て、ダメージを受けてしまうことも少なくありません。
言霊のメリットは、
①人間関係が円滑になる
悩み事を相談した時などに、「大変だね」「これから良くなるよ」といったポジティブな言霊を使う方が、落ち込んでいる人の心には深く沁み渡ることがあり、結果人間関係がより良くなるということが多々あります。
また単純に人を褒めたり、受け入れたりといった言霊を意識することで、円滑な人間関係を築くことが出来ます。
②自分のことを好きになっていく
一般的には、自分のことが好きではない人が意外に多いそうです。
自分が一番頑張っている事を自分が一番知っているのに、ネガティブな言葉ばかりを投げかけてしまうと、それは言霊となってあなたの心を縛ってしまいます。
たとえ他の誰からも認められなくとも、あなただけは自分を信じ、自分を認めて、自分自身に優しい言葉をかけてあげましょう。自分自身が1番の理解者であるのと同時に、1番の支援者でもあるからなのです。
そして自分のしてきたこと、頑張って来た事を認めてあげることで、もっともっと自分のことが好きになれるからなのです。
③良い言葉は良い物を引き寄せる
良い言葉は、周りの人々をも、心地良く、幸せな気持ちにさせるものなのです。
その心地良さを求めて、皆が集まって来る様になります。プラスのエネルギーが沢山集まり、その相乗効果が更にポジティブになれるのです。
あなたのエネルギーが磁石のように、皆のエネルギーを吸い寄せて行くのです。
エネルギーは、他人に与えたからと言って、無くなったり、損をするものでもありません。
むしろ、皆が集まってどんどん増えて行くものなのです。
子ども達に美しい日本語を身に付けさせてあげたいのならば、毎日話す言葉に魂を込めて、子ども達と会話をするように心掛けてください。
決してネガティブな言葉や汚い言葉は使わないで、いつも笑顔でポジティブな言葉で接してあげてください。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
