責任感

責任感「最後まで責任を取る」力があれば、
将来は立派なプロジェクトマネジャーになれます。
「責任感」がない人には、「信頼」「信用」「安心感」は生まれません。

責任感のある人の特徴は、
①思いやり」がある
責任感の強い人は、例外無く、ともに行動し仕事をする人たちに対して「思いやり」を持っています。なぜなら、部下や仲間、顧客まで自分にかかわるすべての人のことを考えたうえで行動する責任を知っているからです。
責任感のある人ほど、「自分勝手」「他人を顧みない」ことのリスクを知っており、自分がものごとに取り組むうえで、必ずそのリスクは避けなければならないことを認識しているのです。
責任感とは、何かを成し遂げるためにのみ「一心不乱に」取り組むための感情ではなく、「あらゆる人を巻き込み、”思いやり”をもって物事に取り組む」ための感覚なのはです。
責任感を持ちたいならまずは、自分に協力してくれる仲間や、自分とかかわる相手に思いやりを持って接することを心がけましょう。

②約束と時間を守る
責任感とは、自分の内側でのみ存在するものではなく、行動の結果としてあらわれるものです。「自分のすること」が見えていると、「約束」「時間」を守る意識がはたらきます。
責任感の強い人は、「お互いにした約束」や「みんなに共通の時間」に対する「価値」をきちんと見出しています。反対に、責任感がないと、自分がした約束を破ったり、限られた時間を無下にしたりといった価値を無駄にする行動にも、罪悪感や「迷惑をかけている意識」は芽生えません。
責任感を最も端的に表すのは「約束」と「時間」に対する価値の意識です。責任感を持つことは、まず約束と時間を守るところから始まります。

③計画を立てて最後までやりきる
責任を担うことはつまり、ものごとを実行する計画を立て、それをもとに最後まで遂行するという一連の「プロセス」になります。最初だけやる気があっても途中でやめてしまったり、最初はやる気がなくて最後だけを頑張ったりしても、「責任感のある人」とは到底言えないでしょう。
責任感がある人には、ものごとを最後までやりきる「遂行力」があります。ものごとを最後までやりきる遂行力は、必ずしも「いい結果を残す」ということだけを意味しません。そうではなく、最後の結果が成功なら「どう成功したか?」を洗い出し、失敗したら、「なぜ失敗したか?」を計画を顧みながら反省することなのです。
計画から結果を出し、「次につなげる」ところまでコミットできる人は「責任感を持っている人」といえるでしょう。まずは、成功や失敗を問わず、最後まで自分の信じた計画でものごとをやりきることが大切なのです。
しかしながら、無駄なことを延々とする」のはやめましょう。途中でやめるつもりであれば「正当な理由・根拠」を提示し、周りの関係者にも迷惑が掛からないように収束させる「思いやり」も大事です。

④楽しさを発見する
「責任」のともなうものごとは、大半が「楽しくない」「つらい」ものです。楽しいだけのことには、いちいち責任を感じる必要はありません。また、そもそも「責任がある」という時点で、ある程度「つらさ」「怖さ」というものはあるでしょう。それを乗り越える精神力を持たなければなりません。
しかし、「楽しさ」を自ら発見することも大事です。「全体としてみればつらいけど、これは楽しい」あるいは逆に、「ひとつひとつはつらいけど、全体を通してみればこれほど楽しいことはない」というように、自分が責任を持って取り組むことの中に「楽しさ」を発見できることも大事なのです。
それがモチベーションのアップにもつながりますし、チームで動いている場合はチーム全体の雰囲気や士気の向上、マネジメントにもつながります。
責任は、つらいことを乗り越えるためのだけの感覚ではなく「楽しさを発見し、それを周りにも伝える」という感覚なのです。

⑤失敗を恐れずリスクを客観的に見ている
「責任」を伴うものは、つらいだけではなく「リスク」を伴うものです。つまり、失敗したらその責任を負うことになりますから、逃げだしたり、自分はあまりコミットしないと決めてしまったりしてしまうこともあります。
「責任感」をきちんと背負える人は、主観的には「つらい」「怖い」「やめたい」と思っていても、それと同時に取り組む物事を客観的に分析する余裕があります。その分析とはつまり、「リスクとはどんなものか?」「失敗したらどうなるか?」をきちんと考えているということです。
精神的につらいときに、客観的に「リスクはどのようなものか」を分析し、判断するのは難しいでしょう。そのときは、まずいったんストレスや恐怖を取り除いてから、「客観的な分析」を仲間とともに始めましょう。
そうすると、自分にどこまでの責任があるかが明瞭になり、責任の所在をあらためてハッキリさせることができます。
任されること、当事者として責任を持つこと、そして自らの意思で行動を起こすこと、すべてにおいて「責任感」をもって取り組むことが大切なのです。
子ども達の責任感を高めたいと考えるのなら、リスクやつらいことから絶対に逃げないで、最後までやり遂げられる人間に育ててあげてください。
一度逃げることを覚えてしまうと、いつも逃げる人間になってしまいます。たとえ結果が悪くても最後までやり通すことがいかに大切なことかを知ることは、人生においての財産となることでしょう。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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