読書、読み聞かせ 183
頭の良い子のお家には本が溢れています。
また、両親が読書をする習慣が有るので、子ども達は自然には読書をする習慣が芽生えます。
母親が忙しく、ひとりで過ごさなければならない時間を上手に読書時間にあてています。
電車で移動する際にも、バックから本を取り出して、静かに黙って読書をすることが出来るのです。
小学校高学年になると、国語の長文読解が出来る子、読書感想文が書ける子、また算数の文章題が出来る子と出来ない子ども達の差がハッキリと出て来てしまいます。
その違いの大きな原因の一つが、読み聞かせの経験なのだと考えます。
読んで貰った物語を、頭の中で5W1Hに分解して、いつ、何処で、誰が、何を、何故、どのように
したのかを整理して、引き出しの中に綺麗にしまいながら、同時に話して貰ったストーリーを映像化して、頭の中で映画のようにイメージし、上映して行くのです。自分の頭の中に自分専用の映画シアターが完成したならば、さらに4DIMAXの様に、五感全てを駆使して、より現実に違い形でリアルに再現出来るように妄想出来るようになると、理解力が飛躍的に向上出来るのです。
子ども達の信頼性を高め、創造性を高める為にも、本に囲まれた生活と、幼児期からの読み聞かせの習慣を生活の中に取り入れてみてください。
子ども達の可能性を高めてあげられる、絶好のチャンスとなるに違いありません。
リーダーとして人々をまとめ、調整、統制する能力は、まずは他人の発言を正確に聞き取ることから始まります。そのための力をつけるには、幼児期からの読み聞かせが非常に有効なのです。
短い話や読み聞かせから始めて、少しずつ長い話に持ち込んでみましょう。
それが子ども達の頭の中に、情報を整理する引き出し、すなわち図書館を作り出し、さらにイメージを上映出来るムービーシアターを建設することに繋がって行くからなのです。
頭の中の素晴らしい図書館とムービーシアターが人生を、きっと実りの多いものにしてくれることでしょう。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
