リビング会話 182

 リビングルームは、大切な憩いの場所なのです。
昔から囲炉裏やこたつを囲んで、家族のコミニュケーションの場として機能をして来ましたが、現代の家族に於いては、更に重要な場所になって来ています。それは核家族化と少子化が進んでいるいることと、夫婦共稼ぎの家庭が増えていることが大きな原因のひとつなのです。
家族でのコミュニケーションの機会が圧倒的に減って来てしまった現代の環境では、いかに上手にコミュニケーションを行えるかが大切になって来ているからなのです。
コミュニケーションは、時間の長さよりも、その内容がいかに濃いかの方が大切になるのです。
少ない時間でいかに濃厚なコミニュケーションが取れるかが、現代の家庭では重要になるのです。
それだけに、家族の会話を大切にする為には、リビングルームの環境こそが重要なのです。
リビングルームが、テレビの鑑賞ルーム化しないように、ロールスクリーンでテレビを目隠しをしたりして、おしゃべりをしたり、お絵かきしたり、自然と家族が集まってくる、そんな居心地の良い雰囲気作りを心掛けてみてください。
ソファは、イケヤやニトリ、またフリマで見つけた掘り出し物でも充分なのですが、ちょっと渋い雰囲気が全体を引き締めてくれます。家族の皆んなが向き合えて一つになれる雰囲気こそが大切なのです。
そして家族内の会話は、レベルの高いディベート形式が理想的な形となります。
例えば、その日にあったニュースに対して、それぞれの考え方を確かな根拠やデータを元に、家族で話し合うことはとても有益になります。
会話の際には、ディベートの進め方を手本に、5W1Hをハッキリと明確にして、語る習慣を付けることがポイントになります。もし答えが曖昧であれば、いつwhen?どこでwhere?誰が?何をwhat?
なぜwhy?どのようにhow?と質問仕返してあげてください。そして意味やロジックや考え方等わからないことがあれば、丁寧に教えてあげることで、子ども達の能力を飛躍的に向上させることが可能になるからなのです。

 ところで、東大生のアンケートを見てもハッキリと言えることは、個室では無く、小さい時からリビングルームで朝勉強をする習慣が、子ども達の学力を高めているということなのです。
リビングルームのような、ちょっとうるさめの環境で集中出来るようになることが、かえって集中力を高める訓練にもなるので、とても効果的な学習方法だと言えるのです。母親も朝ご飯の仕事をしながら、横目で様子だけ伺えば良いので、一石二鳥の勉強方法なのです。また、子ども達に小学校受験の勉強をさせることで、就職試験を含めて一生使える生活習慣を定着させるのに役に立つことは間違いありません。小学校受検の勉強は、学習習慣の定着にはとても重要な経験となるからなのです。
子ども達の信頼性を高めてあげたいと考えるのであれば、リビングルームを家族が団欒出来る空間にして、そこで朝勉強をすることを一生の習慣として定着させるようにしてあげてください。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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