指切りゲンマン 181

 指切りゲンマンは、日本人にとっては絶対に必要な習慣だと言うことを子ども達には教えてください。日本人は、とにかく信頼関係を何よりも大事にする国民なので、約束を守ることをとても重んじる民族だからなのです。
たとえ口約束だからと言っても、守らなくても大丈夫だと言う、軽い考え方はもってのほかで、約束とは元来命を懸けて行うものだからなのです。
結婚や交際などの恋愛においてはもちろんのこと、仕事などでも「契約」という名の約束が交わされることが当たり前なのです。それは現代日本でも変わることのない普遍的なものなのです。
そして指切りゲンマンは、3つの誓いが合わさったものなのです。古くから約束の厳守を誓うために行われる大衆向けの風習で、簡単に言えば約束をする為の儀式みたいなものなのです。

 それぞれ3つの言葉は、意味を持っています。
①まずは指切りとは、従来、刃物などで本当に指を切るという意味で使われていた言葉なのです。
ただ、約束の誓いとして使う指切りは、小指と小指をフック状に曲げて互いに引っ掛け合い、指を絡め合った状態で上下に振るのが通常であり、「指切拳万、嘘ついたら針千本呑ます」と歌い合うのです。
②拳万(げんまん)とは、拳が数千数万という無数にある状態を意味します。約束で使われる拳万は握り拳で1万回打たれるという意味があります。
そんなに殴られたら命の保証はないのです。
③針千本(はりせんぼん)とは、文字通り針が千本あることを意味します。約束で使われるものも同様で、もし約束を破ったら針を1,000本飲まされるという恐ろしい罰が待っているわけです。
ふぐ類のハリセンボンではなく、本物の裁縫針を1,000本という意味なのです。
もし約束を守れなかったときに課される罰を、明確に確認する内容として、おまじないの言葉のように歌にして意思を確認し合うのです。
日本人にとって約束を守ることは、命よりも大切なことであり、たとえ書面にしなくても一度交わした約束は永遠に続いて行くことを忘れてはならないのです。
そんな日本で生きて行かなければならない子ども達の信頼性を高めたいと考えるのなら、指切りゲンマンのように、約束したことは最後まで命を賭けてでも実行出来る人間に育ててあげてください。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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