喧嘩両成敗 178

 喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)とは、中世日本の法原則の1つのことです。
喧嘩に際してその理非を問わず、双方とも均しく処罰するという原則です。
「喧嘩においては片方が正しいという事はあり得ず、双方ともに非がある」と言う考え方なのです。
現代では、例えば子ども達の間で、先にA君がちょっかいで叩いて来て、それをB君が叩き返して大喧嘩になってしまった際に、A君が原因を作ったとしても、B君も叩いたのだから、二人とも悪いのだと、先生や親が仲裁したりする際に使われます。
日本では、特に戦国大名にとって「喧嘩両成敗」は、重要な政策の1つでした。
喧嘩に関わった双方を処罰することで、報復感情を断つと同時に、他の家臣たちへの「見せしめ」にもつながりました。先ずは戦いを無くすことを優先した為に行われた政策であり、平和好きの日本人ならではの考え方だと考えます。
外国では、白黒をはっきりさせたがる人々が多い傾向にあり、両成敗などはあり得ないと考える人々が多いと思います。
もし白黒を付けてしまうと、負けた方に禍根が残り、敵討ちや復讐と言う行為が発生し、戦いは永遠に終わりません。
戦国時代を終わらせて、平和な世の中にする為には、やはり喧嘩に関わった双方への厳罰がどうしても必要だったのです。
現代では、もう少し現実的な対応をすることも増え、例えば交通事故を保険でカバーする際にも、お互いの責任を過失の割合で分け合うと言う方法が取られており、100%対0%になることは稀で、それぞれが一定の過失を分担する方法で解決をしております。
子ども達の信頼性を高めたいのであれば、喧嘩両成敗の考え方を教え、例え相手が先に手を出して来ても、絶対にやり返してはいけないことを教えてあげましょう。
小学校受験の際にも、行動観察では喧嘩をした子ども達は、二人とも不合格になってしまうので、突かれても絶対にやり返さないように、教室でも徹底的に教えています。
実際に毎年、試験会場で突っつかれる経験をする子ども達が出ておりますが、しっかりと教えているので大事には至っておりません。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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