ありがとう・ごめんなさい 177

 ありがとう、ごめんなさいが言える子かどうかで、親のしつけとその子の生活環境が一目瞭然にわかってしまいます。子ども達は、親の背中を見て育つので、親の行動がそのまま子ども達に投影されるということなのです。
ですから、思いやりは言葉だけで教えられるものではありません。「こうしなさい!」と言うより、
行動を見せることが何よりも有効なのです。
子ども達は、保護者の行動をよく見て、まねをしようとするのです。
まずは保護者が他人を思いやり、モノを大切にする姿を子ども達に見せてあげましょう。
あなたは、夫婦でお互いを敬い合い、思いやり、「ありがとう」「ごめんね」などの言葉をかけ合っていますか? ものを粗末に扱っていませんか?
また、保護者も子ども達には優しくしましょう。
優しくされたことのない子どもは、優しさの示し方がわかりません。自分が受け入れられた、優しくされたという喜びが、思いやりの心を大きくします。
頭ごなしに「ダメ!」と言うのではなく、子ども達の言葉に耳を傾け、共感することも大切なのです。
子ども達の意見も尊重し、子ども達を主役にし、やりたいこともやらせてあげて、譲歩しながら時間を守らせましょう。こうしたことも見越して、両親は時間の余裕を持って、絶えず行動することが必要なのです。
子ども達の信頼性を高めてあげたいのならば、先ずはありがとう・ごめんなさいが自然に言える子ども達に育ててあげてください。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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