ノブレス・オブリージュ 171

ノブレス・オブリージュと言う、「高貴な者だからこそ果たすべき責任」が存在していることを、子ども達には教えておかなければなりません。
それこそが、世の中で目には見えないけれども、とても大切なルールだからなのです。
ノブレス・オブリージュ(Noblesse oblige)とは、直訳すると「高貴なる者の義務」。身分の高い者はそれに応じて果たさねばならない社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観のことなのです。
もともとはフランスにおける、貴族に課せられた義務を意味する言葉でした。当時の貴族には、多くの特権が与えられていたものの、いざ戦争となれば率先して戦う義務も課せられていたのです。
この考え方は、現代においても非常に影響力のある道徳観なのだと考えます。 もし、あなたが人の上に立とうするのであれば、必ず修めておきたい精神性なのです。

 京セラ、KDDIの創業者でもある稲盛和夫氏は、著書「生き方」の中で次のように書いています。
人の上に立つものは、3つの要素を兼ね備えていることが望ましい。
序列をつけるなら、一が人格、二が勇気、三が能力。
人の上に立つリーダーにこそ才や弁でなく、明確な哲学を基軸とした「深沈厚重」の人格が求められます。謙虚な気持ち、内省する心。「私」を抑制する克己心(こっきしん)、正義を重んじる勇気。あるいは自分を磨き続ける慈悲の心、一言で言えば「人間として正しい生き方」を心がける人でなくてはならないのです。
そうした高潔な生き方を己に課すことこそが、人の上に立つものの義務、ノブレス・オブリージュなのです。
「ノブレス・オブリージュ」は、武士道や騎士道にも通じる高貴な哲学であり、上に立つ者ならば絶対に修めておくべき精神性なのです。
本当のリーダー、真の意味で高貴な生き方を望むのなら、「ノブレス・オブリージュ」を自分の価値観の軸において生きてください。
単に自分さえ儲かれば良い、自分さえ得すれば良い、と考えるのではなく、自己を鍛錬し、高潔な生き方を選択してみてください。
たくさん稼いで豊かになるのは良いことなのですが、その上でノブレス・オブリージュの責務も果たしてください。
それこそが真のリーダーであり、目指すべき理想像と言えるのではないでしょうか。
子ども達の信頼性を高める為にも、是非ともノブレス・オブリージュの精神を教えてあげてください。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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