ノルアドレナリン 167

 子ども達の信頼性を向上させる為には、3つのホルモンのバランスを上手にとって行くことを心掛けてあげてください。3つのホルモンのうち、ノルアドレナリンは、緊張や不安、集中、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとするときに働きます。
ドーパミンは、喜びや快楽、意欲をもたらす働きがあり、過剰になると過食や買い物依存、アルコール依存になったりします。
そして、セロトニンがアドレナリンとドーパミンの2つが過剰になって暴走しないように、調節役をしているのです。
ノルアドレナリンは、激しい感情や強い肉体作業などで人体がストレスを感じたときに、交感神経の情報伝達物質として放出されたり、副腎髄質からホルモンとして放出される物質のことです。
火事場で水を掛けて、火を消してくれる消防士さんのような働きで、ピンチを乗り越える為の特効薬と言えるのです。
ノルアドレナリンが交感神経の情報伝達物質として放出されると、交感神経の活動が高まります。
その結果、血圧が上昇したり心拍数が上がったりして、体を活動に適した状態にします。副腎髄質ホルモンとして放出されると、主に血圧上昇と基礎代謝率の増加をもたらします。
通常ノルアドレナリンは、その人のおかれている状況にあわせてバランスを保ちながら働いていますが、その働きが不均衡になると神経症やパニック障害・うつ病などを引き起こすといわれています。
ノルアドレナリンの作用を促進したり、阻害することで、精神疾患の治療に高い効果が上がることがわかってきています。
子ども達の3つのホルモンの分泌を外から両親がサポートする場合には、3つの役割を父親と母親が意識して、分担することも考えなければなりません。
実際の日常生活の中でのノルアドレナリンの役割と重なり易いのは、母親の奥深い愛情ではないかと考えます。日常生活で溜まって来るストレスを解消するには、優しくて大らかな雰囲気に包まれることが一番の解決策だと考えられるからです。
子ども達をストレスから開放して、やる気を出させるには次の項目について注意してあげることが、効果的ですので、是非とも意識して実行してみてください。きっとノルアドレナリンを上手に分泌出来るカラダになってくれるでしょう。

子ども達にやる気を出させるポイント
① 充分な睡眠をとらせる
② 毎日、朝日を浴びさせる
③ 適度な運動をさせる
④ 朝晩5分のリズム運動をさせる
⑤ 不安を正面から直視させる
⑥ 褒めてあげる
⑦ 小さな目標をいくつも設定させる
⑧ 1週間の予定表を作らせる
⑨ 明るい気持ちにさせる
⑩ ワクワクドキドキさせる
⑪ ときめきさせる
⑫ 歌をうたわせる
⑬ 笑わせる
⑭ 大好きな趣味に没頭させる
⑮ 食事をバランス良く摂取させる

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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