個性とわがままの区別 149

子ども達の個性を伸ばしてあげることは、親にとってはとても重要な子育ての課題なのです。
しかし一歩間違えると、個性豊かな子に育てるつもりが、我儘な子に育ててしまうことが起きるので、個性と我儘の区別をしっかりと理解して育てることが大切になるのです。
個性は、他人とは違うことが出来る才能であり、
豊かな発想が基盤となって溢れ出すエネルギーであり、それは人を喜ばせるものでもあるのです。
自分の意志を貫くとき、他者を納得させることができ、なおかつ責任を取れる場合を個性、もしくは独創性と言います。
逆に、自分の我を通して他者を納得させられず、
他人の事情を考えずに自分勝手にすること、ぜいたくし放題することで、それらの責任も取れない場合を我儘といいます。
子ども達の責任が取れない我儘は、絶対に許してはいけません。
日本人は、とかく責任の所在を曖昧にしがちなのですが、もし子ども達の主体性を伸ばしたいなら、責任を明確にする習慣を付けさせてください。

 我儘だけど周りの人にはあまり迷惑を掛けない人のことは、自己中心主義の「自己中」と言う方をすることが多いです。「自己中」は、形容動詞で「自己中だ・である」と使ったり、「自己中な人」と名詞を修飾して使います。
自分が「こうしたい」と思ったら、周囲にどの様な影響があるかなどを考えずにその通りに行動してしまいます。協調性が無く、人の意見に耳を貸さない傾向があります。自立心は強いので、もし周りの人達は、面倒だと思ったら関わらない様にしていれば、勝手に行動してくれる人のことなのです。
我儘や自己中のことがわかれば、自分の子ども達を我儘や自己中な子に育ててはなりません。
自分の行動に信念を持ち、しっかりと責任ある行動が出来る子ども達に育ててあげてください。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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