稼ぎ方 143

 子ども達が金銭感覚を養う上では、実際に汗を流してお金を稼いでみる体験が大切なのです。     どのくらい働けば、いくら稼げるのかという感覚を体で覚えることができるようになるからです。    私は小学校六年生のときに、初めて「お茶摘み」のアルバイトを経験致しましたが、小さい頃の経験はその後の人生に大いに役立ちます。
子ども達には、先ずはお手伝いのご褒美にお小遣いを上げることから始めて、成長を見ながらアルバイトやボランティアの体験をさせる事が必要だと考えます。欲しい物がある時にも、簡単に買い与えるのでは無く、目標を決めてそれが達成された時や、決められたお手伝いを約束通りに達成出来た時に与えるようにする事で、子ども達の自分で稼ぐと言う金銭感覚が育ちます。
また、作品展で入賞商品を狙って応募したり、商品が貰える懸賞企画やアンケート、モニターに参加して稼ぐ方法ならば、小学校でも充分始められるのです。
金銭感覚をカラダで覚えることで、お金の大切さ、貯めて行くこと、また計画を立てて使うことなどが出来るようになるからなのです。
また、将来どのような方法でお金を稼いで行けば良いのかを考える切っ掛けにもなるからなのです。
両親は、自分の子ども達が将来、自立して自分で稼いで生きていけるように、自分の仕事を実際に見せたり、稼ぎ方を実際に教えたり、稼いでいる後ろ姿を見せることで、子ども達は自分自身で稼ぎ方を覚えていけるようになるのです。
一般的には、公務員になったり、大企業に就職してしまえば、あまり稼ぐことに気を奪われることが無いように考えられて来ましたが、これからは自分自身で稼ぎ方を意識しなければ生きて行けない時代となりつつあるのです。
YouTube等の登場によって、小学生でも月に100万円以上を稼ぐ強者が出て来る時代となったのです。早い時期から、自分の得意なことややりたいことに挑戦して行くことで、思い掛けずに稼げるようになるかも知れません。
子ども達の個性や才能を幼い頃から、伸ばしてあげられるように、両親が上手に寄り添ってあげることが重要なのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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