リビング会話 140
子ども達に個室がある方が、勉強にも集中出来るし、自主性が伸びると勘違いしていませんか。
たとえ個室が無くても、明るいリビングがあれば、家族の会話時間が圧倒的に増えるのです。
出来ればテレビが無ければ、さらに家族での会話の時間が増えますし、勉強もリビングでやった方が実は効果が高いのです。
リビングだと、雑音がうるさくて勉強に集中出来ないと言うかもしれませんが、そんなことはありません。日頃から雑音の中でも集中出来る習慣をつけておく方が、むしろ集中力も高まるのです。
東大生にアンケートを取ってみても、リビング学習で育った子が多い事がわかります。
リビング会話を沢山して育った子ども達は、集中力だけで無く、コミュニケーション能力も高くなるので、子育てには最高の環境なのだと考えます。
リビングをいかに明るく心地良い場所にして、家族の会話を増やす事が出来るかが、子育てにはとても重要なのです。
リビングでは、学校での出来事やその日の社会でのニュースを親子で話し合ったり、宿題や勉強での質問や解説を交わしあえると、子ども達の能力も上がって行くようになるからなのです。
親は日常会話の中でも、子ども達がしっかりNoと言えるように訓練してあげてください。
人間は日頃から、習慣として行っていることでなければ、突然行動に移すことがなかなかできません。性格にも関係しますが、Noとハッキリ言えるためには、日頃からの練習が必要なのです。
子ども達が小さなときは、親子で過ごす時間も多く、コミュニケーションを自然にとれるのですが、
子ども達が成長するにつれ、親子関係は変化してしまいます。その過程で会話が少なくなるのは、子どもの健全な成長の為にも避けなければなりません。
そして、親子のコミュニケーションを高める為にも、リビングとダイニングを居心地の良い空間にしてください。
居心地の良い場所になれば、家族が自然に集まり顔を合わせる機会を増やすことが出来るのです。
子ども達が成長すると、家族の過ごし方も変化して来るので、その変化に合わせて、家具の配置や物の置き場を変えるなど、家族が適度な距離感で心地良く過ごせる空間づくりをしていきましょう。
また、反抗期に入り、子ども達との会話が少なくなる時期でも、お互いの気配を感じとれる場所が大切だといわれているのです。
リビングは家族団欒の場所であり、子ども達を大きく成長させる為の舞台でもあることを意識して、子ども達とのコミュニケーションを増やしてみてください。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
