学級委員 127
人を使う側の経験を体験するのには、学級委員の経験も大きいと思います。1クラス30人程度のクラスが多いので、キャプテンよりも多い人数を纏めなければならないケースが多くなります。クラス全体で行う、学芸会運動会でも中心的な働きをしなければなりません。またキャプテン同様に、結果に対しての精神的な責任が掛かってくるので、自ら主体的に動かざるを得ません。
学級委員は、成績もよくスポーツも万能でクラスの人気者、というタイプの児童・生徒が選ばれるのが通例でした。先生からすると、先生の言う通りに従ってクラスをまとめてくれる、お利口さんの様な生徒が有難い訳なのですが、時には敢えて問題児に責任を持たせることで、クラス全体から落ちこぼれを無くして行こうとすることもあるのです。
その場合には、陰のリーダーをしっかりと付けてあげて、表面上のリーダーとの使い分けを行うことになるのです。
小学校の学級委員長に求められる役割は、
①クラスの議題に対する司会進行役
②ホームルームでの号令や挨拶を行う
③先生からの伝言役をクラス全員へと伝達する
④困っている生徒を助けてあげる
⑤学校行事の準備や決定事項に関わる
⑥児童の代表になる
ことになります。
また、学級委員になるメリットは、
①先生からの印象が良くなる
② 物事をハッキリ言えるようになり、明るい性格になれる
③人前で話す練習ができる
④内申点が良くなる
⑤就職などでも好印象を与えられる
⑥成績が上がる子が多い
⑦学校行事や学校内の情報が入りやすい
ことになります。
学級委員の経験は、子ども達の成長を促す切っ掛けともなりますので、自ら立候補してでもチャレンジする価値があると考えます。
子ども達には、もしその様なチャンスがあれば、積極的に参加するように、応援をしてあげてください。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
