模擬店 125

 模擬店やバザーは、人を使う側の元締めの役割を、実際に経験できる絶好の機会になるのです。 そして、自発的に動かなければ模擬店は絶対に成功しません。ですから模擬店を任せられた経験は、主体性を伸ばすのに大いに役に立ちます。幼いうちは、お母さん達が主体となり、子ども達は指示を受けお手伝いをしながら、一連の段取りを体験することになるでしょう。
模擬店では、時間配分と役割分担などの計画をしっかりと立てて、金銭管理や学園祭実行委員との連絡・調整もしなければならず、大変面倒な仕事でもあります。少ない人数で、テントの設営や調理から始めるなど、仕事もたくさんあり、自ら仕事を見つけて実行し、手が足りないときはだれかに頼むなど、チームワークも必要です。限られた人手と時間で、上手にコミュニケーションをとり、問題を1つ1つ乗り越える体験が、人生にも大いに活きて行きます。

模擬店成功のための5つのポイント!        ①衛生管理には細心の注意か必要
昨今のコロナ禍の状況では、感染者及び食中毒者を起こしてしまったら一大事となります。
アルコール消毒を小まめにおこない、食材の管理は封を開けた日付や賞味期限を、わかりやすくシールしておくなど、いつでも誰でもチェックする体制を整えましょう。
特にアルコール除菌剤は、食中毒予防のために除菌剤は必須アイテムとなります。
屋台には必ず置いて、頻繁に消毒をしましょう。
使用後の水洗いや拭き取りの必要がなく、食品に触れても安心なタイプを選びましょう。

②素人だからといって気を抜かない
 学生だから、素人だから子どもだから、という甘えは厳禁です。
お客様に安心して楽しく買っていただけることが基本だからです。特に調理に火を使うお店の場合には、調理中の火災や火傷けがに気をつけ、チェックシートで管理する事が大切になります。

③スケジュール表と役割分担
 イベントのスケジュールや役割分担も、しっかり把握しておく事が大切になります。
お店の目標とするターゲット、テーマを決めておくと意見もまとめやすく、安心感のあるお店になります。
 リーダー、会計、美化、庶務など、役割分担をして各自が責任をもって取り組むと良いでしょう。
 事前にシュミレーションや練習をして、設営や提供時間の確認をしておくことが大切になります。

④お客様の流れをつかむ
 ライブなどビッグイベントがある時間には、そちらに人が流れてしまい客足が悪くなるので、作り置きは少なめにしておくことがポイントになります。
逆に、イベントが終わった後は人が一気に増える事が予想されるので、準備を万端にしておくなど、お客様の流れを考えて効率よく無駄なく売ることを心掛けましょう!

⑤笑顔が一番!
接客で一番大事なのが満面の笑顔なのです。
子ども達は、子どもらしく、元気よく接客し、ユーモアのある接客で、お客様が喜ぶような楽しいおもてなしで対応しましょう!
子ども達は、成長するに従って、自分達が主導で模擬店を企画から運営までを覚えて行くことで、将来は自分で仕事として独立出来るようになっていけるのです。模擬店は、子ども達の将来が楽しみとなるきっかけのイベントなのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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