自分で注文 111
自分自身で決断することが、とても大切な事なのは当たり前のようなのですが、実際の日常生活では自分で決断をしなくても済んでしまうことがほとんどなので、決断しなくても育ってしまうのです。 家族でレストランを訪れ、注文を決める際には、「今日は自分で言ってみようね」と子ども達を促してみましょう。 子ども達に、自分のメニューを決めさせ注文をさせることで、自分で決める力や、知らない人に話しかける 勇気、人にお願いするときの丁寧な言葉遣いを身に付けることができるようになります。
もしも間違って自分の嫌いなモノ、食べきれない量を注文してしまった場合には、必ず自分で最後まで食べ切る責任をとらせることがポイントなのです。
たとえ嫌いなモノが入っていても、自分で頼んだのだから我慢して食べなければなりません。
また、自分で頼んだのだから、残すことは許されません。もし残しそうになったなら、食べ終わるまでは絶対に帰れません。自分で決めたことに必ず責任をとることをカラダで覚えさせてあげてください。そして、オモチャ付きのセットを頼みたいのならば、なおさら自分で注文させてあげてください。欲しいもの、やりたいことは自分から行動を起こさない限りは手に入らない、という世の中の現実も、カラダで覚えさせてあげて欲しいのです。
注文の際に注意させること
①年上の人に失礼の無い言葉遣いで、ハッキリとわかり易く注文する
②待ち時間を考えて、なるべく時間がかからないものを頼む
③名前から、実際に出でくる料理をしっかりとイメージして、もしもわからない時にはちゃんと質問をすること
④アレルギー等、自分が食べられる料理なのか、量が多すぎず、少な過ぎず適量なのか。
⑤料金も意識して、高すぎない料理を頼むことが望ましいのです。
自分で注文することが出来るようになったら、次には、「はじめてのおつかい」に出してみましょう。初めは簡単なお使いで良いので、隣のお家に回覧板を回すとか、ごみ収集日にはゴミ袋を捨てに行く等から始めて、子ども達が自立出来るように、少しずつハードルを上げて行くのが、良い教育方法かと考えます。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
