甘ったれ遺伝子 110

チャレンジするよりも、失敗しない選択を優先してしまう日本人の遺伝子は、正に甘ったれ遺伝子なのだと言っても過言では無いと思います。
「責任を学んで人は成熟する。責任とは目の前で起こっている現実に反応する能力のことだ」と子ども達には教えてきました。目の前に起こるさまざまな問題と向き合い、それを解決していこうとする姿勢こそが責任です。そこには、「自分のやったことの結果は自分に返ってくる」という、はっきりとした意識が育ちます。また、そのように育つように導く必要があるのです。

 水をこぼしても、お母さんが拭いてくれる。    いけないことをしても、お母さんは許してくれる。 お小遣いを全部使ってしまっても、頼めば追加のお小遣いが手に入る。宿題が終わらなくても、親が手伝ってくれる。このように「自分が何をしようと、そのあとは誰かが面倒を見てくれる。自分は困ることはない」と学んでしまっては、子ども達に責任を教えることはできないのです。子ども達が主体性を身に付けて、自分の力で人生を歩んで行けるように、両親が教育して行かなければなりません。
甘ったれ遺伝子を持っている日本人だと言うことを意識すればこそ、それを克服出来るように、厳しく育てなければならないことに気が付く筈なのです。両親が、厳しく子ども達を躾けなければならない理由が、そこにあったのです。本当に子ども達のことを考えてあげるのならば、子ども達を厳しく躾けるのが、むしろ自然な姿なのです。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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