5秒ルール 105

 子ども達を上手に育てる為に、毎日の生活では次の3つを意識してみてください。
①超簡単な一歩目を与えてあげる
子ども達が何かを始める切っ掛けを作ってあげることが大切になります。その為にも、始めスイッチや5秒ルールを使ってみてください。
②ポジティブな行動
日常で使う言葉や行動は、いつも前向きでポジティブであることが大切なのです。子ども達が失敗したり、不運なことがあった時にこそ、ポジティブな言葉を掛けて励ましてあげましょう。       マイナスエネルギーをプラスに転換出来るようになるからです。
③アメとムチ
子育て上手な家庭では、アメとムチを上手に使い、モチベーションの向上に活用しています。元気ぐ出ない時には、ご褒美のニンジンをぶら下げて、やる気を出させてあげること、調子に乗ってやり過ぎてしまった時には、厳しいムチで制裁し、しつけて行くことが必要なのです。
その中で、超簡単な一歩目を与える5秒ルールについて、詳しく説明して行きます。

子ども達が言うことを聞かないときには、「5秒以内に始めなければ許しません」と言い、5秒のカウントダウンを始めると、かなりの効き目があります。「5・4・3・2・1」とカウントダウンし、0になる前に学習や約束に取り掛からなければ、猛烈に叱るか、お仕置きをして行くのです。お仕置きにするには、その子が1番くすぐったがる場所をくすぐり続ける「こちょこちょの刑」が1番効きます。慣れて来たら、短く「3・2・1」とさらに短くカウントダウンして行くようにするのです。子ども達は、くすぐられたく無いので反応してしまいます。反応する時間も短くなって行くので、スピードアップにも繋がり、とても効果的なのです。子育てのコツは飴と鞭を上手に使うことなのですが、最近のお父さんは、お仕置きが上手に出来ないので、子育てが上手に出来ません。子ども達の成長や、社会に出てから成功する為にも必要なことなので、しっかりと自覚して欲しいのです。

カウントダウンを習慣化しておけば、それまで動こうともしなかった子ども達が、カウントダウンを始めた途端に動き出しますので、ぜひ家庭でも活用してみて下さい。そして、こども達への5秒カウントダウンを、子ども達が自分自身で適用するのが、5秒ルールなのです。自分で5秒以内に動かなければならないルールを課すことで、苦手な早起きや、かたずけなどが始められるようになります。一旦動き出せば、意外に何てことはないのに、なかなか動き出せないこと等に応用が可能なのです。
人間の脳には、無意識で自動運転をする機能と、自動的に非常ブレーキを掛ける機能があるようなのです。スポーツ選手が掛かるイップスという病気は、無意識で自動ブレーキが作動してしまう病気なのです。自分の意思に反して身体が勝手にブレーキを掛けてしまう厄介な問題なのです。       5秒ルールは、イップスと正反対で、無意識で身体が勝手に動いてしまうスイッチを押してあげることに繋がるのです。本人は何も意識せずに始められるので、面倒くさい、やりたくないという意識を封印することが可能になるのです。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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