創造力のまとめ

 子ども達はそれぞれが、何がしらかの使命を持って生れて来たものと信じております。それが何なのかを、子ども達と同じくらいに理解しなければならないのが、親の使命なのではないでしょうか。
子ども達が本当に好きなことは、子ども達の眼の輝きを見ればわかる筈なのです。それらを見極めて、得意な分野や好きなことを伸ばしてあげるのが親の役割なのです。
子ども達の将来についても、親が一方的に決めるのでは無く、子ども達の適正を見極め、環境を選び、子ども達の才能を引き出してあげる支援こそが、親に課せられた役割なのではないでしょうか。

その為には、子ども達が、「ワクワクドキドキ」できるような体験を出来るだけ沢山させてあげられるように、両親には心得て欲しいのです。
「ワクワクドキドキ」しているときの子ども達の眼差しは、まさにギラギラと輝いているはずです。その輝きを拾い上げて、「創造力」を伸ばしてあげることこそが子育ての真骨頂なのです。
「創造力」とは、新しいものを生み出す力なのです。この言葉は創作や発明、あるいは新しい考え方など、オリジナリティの強いものに対し使うことが多いようです。
子ども達に「勉強が嫌いになって欲しくない」からと言って勉強させるのを躊躇し、先取りの勉強は逆効果だと怖がる両親がおられますが、それは全くの間違いなのです。
子ども達が興味を持ったことを見逃さず、それに対しての調べ方、学習の仕方を教えてあげれば、子ども達は自然に勉強好きになるからなのです。
ですから、能書きや言い訳を言う前に子ども達を屋外に連れ出してみましょう。
まずは、子ども達が興味を持つことを「知る」ことから全てが始まります。
子ども達は外で様々な体験をすることで「ワクワクドキドキ」の気持ちがこみ上げ、もっと知りたい、もっとやってみたいという素直な気持ち、「モチベーション」が沸いてきます。そんなときには、目を大きく開きギラギラと輝かせて、満面の笑みを浮かべるのです。それこそが自分の子どもが興味を持っている証拠です。
そして得意なことを見つけるのに繋がるヒントでもあるのです。
それを発見したら、次に両親は、子ども達が興味を持ったことに関して、もっと踏み込んで情報や機会や環境を与えてあげることが大切です。例えば図鑑を買ってあげることが良いのです。そして、子ども達と一緒にそのことに取り組んでいくことが大切なのです。
もしサッカーや野球に興味があるのなら、子ども達と一緒にプレーをすると同時に、本物のプロサッカーの試合を見せてあげることも重要なのです。
プロの試合を観戦する。もっと言えばワールドカップやオリンピックで世界一のプレーを自分の目で見る体験をさせてあげる。メジャーリーグの試合を観戦してその雰囲気や感動を直接体験させてあげる。
そんな経験をさせることで、子ども達には、自分の目標を明確にし、高いレベルで自己実現したいというエネルギーが沸いてくるでしょう。
私の息子の場合は、自分で野球を選んだので私は「一流の選手になりたかったらイチロー選手のように学校でオール5を取れるぐらい勉強ができないといけません。中田英寿選手のように外国語が流暢に話せないと一流の選手にはなれません」と、いつも洗脳していました。
つまり「野球の練習と同様に勉強をやるのは当たり前で、英語は絶対に話なければならない」という意識を植え付けた訳なのです。
結果として、「勉強しなさい」と強制する必要は無く、子どもを育てることができました。言わば、世のお父さんお母さんが悩んでいる子どもとの我慢比べに「戦わずして勝てた」のです。
反対に子どもを医者にさせたいと言って、子どもが医学に全く興味が無いのにもかかわらず、医学部を無理やり受験させるバカな両親が多いことには腹が立ってしまいます。
なぜなら、そこには子ども達に「ワクワクドキドキ」がないからです。
興味がない子ども達に、無理やり強制しても何も良いことはありません。
ただし、子ども達が本当に目をギラギラさせて「お医者さんになりたい」と言った時には、いよいよ両親の出番です。思いっ切り全力で協力をしてあげてください。その場合は、子ども達が医学を学びやすい環境をきちんと整えれば、医師になれる可能性がグンと上がるからなのです。実際にそのような子ども達を沢山見て来たからなのです。

子ども達には、世界に視野を拡げて、異文化交流や異業種交流の環境を与えてあげることが理想です。子ども達を、決して「井の中の蛙」にしてはならないのです。
21世紀に必要とされる能力が、この「創造力」なのですが、日本人にとっては、まだまだ足りない最大の弱点の1つでしょう。
その大きな原因は、日本人の主体性の無さにあるのです。主体性の無さこそが日本人の最大の弱点であり、総合的な人間力を低下させている阻害要因となっているのです。
日本人と主体性について考えるときに、1つ考慮したいのは、脳科学の分野で「制裁行動機能(サンクション)」と呼ばれている人間の行動パターンなのです。
脳科学者の中野信子氏によると、人間には集団の邪魔になりそうな人が居た場合、その人に制裁行動を加えて排除しようとする制裁行動機能(サンクション)が脳に備わっているそうなのです。この制裁行動機能は、仲間を守ろう、社会性を保持しようという、集団を維持するための「向社会性」の表れなのですが、「和を以て貴しとなす」のチームワーク精神が強すぎる日本では、個人の主体性を著しく抑制してしまうという弊害も考えなくてはなりません。
「出る杭は打たれる」「年功序列」「村八分」に象徴されるように、日本では全体との協調性が最も優先されるあまり、個人で動くことが許されない傾向にあったことは事実なのです。
このような受身的な考え方やルールが、今まで「創造力」を発揮する上で制約条件になっていることは否定できません。しかしながら21世紀は、間違いなく「出る杭」の時代なのです。
今後の日本では、これらの点を見直し、バランスの取れた和の精神と個人の力の関係性を築いていくことが必要とされるのです。
それと同時に、自分と全く違う環境の人々との交流を活発にする必要もあるでしょう。
異文化交流や異業種交流の環境を子ども達に与えてあげることも、両親の大きな責任の一つなのではないでしょうか。
ところで、日本人の中には、元々豊かな「創造力」が潜んでいることは、日本の文化、芸術、農業、和食、建築を振り返れば一目瞭然なのです。 一方で、現代の日本人は創造力を表現する事がとても苦手なのです。例えば日本のアニメ産業を見ても、インナーチャイルドとも呼ぶべき、内なる「創造力」のエネルギーから、繊細な図柄や装飾と、壮大なストーリーとが成り立っていることが解るでしょう。一度そのエネルギーが表現されれば、とてつもない「創造力」が発揮されるのは明らかなのです。それらを生かすためにも、ワクワクドキドキの経験をたくさんすることがとても大切なヒントとなります。毎日の生活の中にも、創造力を育てるワクワクドキドキを是非見つけてください。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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