ひとりじゃんけん 102
「右脳と左脳を鍛える」ひとりじゃんけんは、誰にでも出来るのに、独特な自主トレーニングの方法なのです。始めて子ども達にひとりじゃんけんをやってみせると、キョトンとした眼で、理解が出来ない子ども達が殆どです。実際にやらせてみても、感覚の良い子でも最初は全くと言って良い程出来ないものなのです。
ひとりじゃんけんは、「わざとジャンケンに負ける」という脳トレゲームだからなのです。もし相手が「グー 」を出したら「チョキ」、「パー」を出したなら「グー」を出すといった具合にやるのです。2人でやるのも良いのですが、ひとりでもやることもできるので、暇なときにいつでもどこでもトレーニングができます。自分の右手で「グー」を出したら左手は「チョキ」、「パー」を出したなら「グー」といった具合に自分ひとりで二役を同時にこなすのです。このじゃんけんをやると、頭がとても柔らかくなり、瞬発力やマルチタスクへの対応がスムーズにできるようになるのです。
運動選手にとっては、ひとりジャンケンも、指先を動かすため、筋トレやストレッチ同様にトレーニングとして最適です。さらに、勝ち負けを考えなければいけないため、理解力や判断力も養うことができます。両手を使うので、右脳と左脳のバランスを整えますし、競技の成績向上に効果があるからなのです。
ひとりじゃんけんのやり方
(1) 両手でジャンケンをする。
まずは右手が勝つように、右手がグー、チョキ、パーを出すとき、左手はチョキ、パー、グーを出し、右手が3回続けて勝つようにする。
(2) 次に左手が3回勝つようにグー、チョキ、パーと出してジャンケンをする。
(3) 慣れてきたら、右手をグー、チョキ、パーと出し、左手と交互に勝つようにする。 さらに左手でグー、チョキ、パーと出し、右手と交互に勝つようにする。
ひとりじゃんけんは、いつでも何処でもひとりで出来るので、暇な時間を見つけて直ぐに出来ますし、歩きながら等、他の作業をやりながら同時に行えば、さらに難易度が高まり、効果も上がって来るのです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
