絵日記 89
子ども達に、何かを絵にする能力をつけるには、絵日記を描かせることがとても効果的です。
毎日の出来事を絵に変える練習をすることで、物事を絵に変える能力が付き、絵で表現することが苦にならなくなるからです。
毎日描き続けることで、習慣として定着することが出来るので、夏休みなどの長期休暇に継続的に行うことが絶好のチャンスとなります。普通に作文を書けと言うと、拒否反応を示すワンパク達も、絵であればハードルがかなり低くなるからなのです。
絵を描こうとすると、先ずは想い出を頭の中で整理して考えるプロセスが必要になります。頭の中で整理出来たなら、今度はそれをどのように描くかを考えなければなりません。整理した段階で、明確なイメージが見えれば見えるほど、それをそのまま描けば良いので、難しく無くなって来るのです。 ここでイメージする習慣が定着し、またそれを描く表現力も定着して行くのです。絵でしっかり表現することが出来れば、今度はそれをそのまま文章に転換すれば良いので、自然に文章が書けるようになって来るのです。いきなり作文を書けと言われると、全く書けなかったワンパク達も、書くコツが掴めれば、面倒臭いとか、出来ないとか言わなくなるからなのです。絵日記を続けることで、自然に表現力と作文力が身に付くと言うことなのです。絵を描くのが苦手だとか、才能が無い、面倒くさいと思う前に、自由に描いてみたいと言う感情が上回ると、面白いように、絵を描くことが出来るようになるものだからです。
そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。
