クリエーター

「イメージを形可視化できる」力があれば、将来世界企業が欲しがる人になれます。
クリエーターとは、捉えどころのないイマジネーションを多くの人が認識できるレベルの媒体に落とし込む作業が出来る人のことなのです。
私は息子に、小さいころからイメージトレーニングを教えてきました。それによって身についたイメージ力は、現在、広告業界での動画制作でも、特に大きな力となって役に立っているようなのです。
息子は就活の時期には、広告の最大手である企業に就職を希望したこともありました。大学野球部の先輩が多く活躍していることも影響したのだと思います。
しかし、インターシップの時期になったときに、私は日本の最大手ではなく、外資系最大手の企業を勧めました。
そして息子は、実際に外資系でのインターンシップを経験し、広告業界の面白さを体感したことで、夢が大きく膨らんだようでした。
既にベンチャー企業の設立に参加していたこと、自分が一番やりたいこと、自分が一番力を発揮できることを自分でもじっくりと考えたのでしょう。息子が最後に出した結論は、給与や待遇、社会的安定のある大企業に就職してサラリーマンになるのではなく、あえてリスクのある、ベンチャー企業の運営に携わって行くという道でした。
給料や社会的地位といった見えるものではなく、見えない未来を見て、自分の道を選択したのです。
サン・テグジュペリの、「星の王子さま」にも書かれているように、「いちばんたいせつなことは、目に見えない」そして、「人間たちは、こういう真理を忘れてしまった」のかもしれません。
だからこそ、子ども達を「一番大切なことが見える人間」に育てていきたいと思います。
そしてその、一番大切なことが見える人間こそが、21世紀をリードし生き残っていける人財となるのです。
ですから父親は、子ども達に見えないことを見る方法を教えて行かなければなりません。
それにはまず、父親が見えるようにならなければ、子ども達にも上手く教えることができないでしょう。
まずは父親自身が、見えないモノをしっかりと見て行く意識を持って、訓練を重ねなければならないと考えます。
人間は視覚という機能を信じ過ぎ、また頼りにし過ぎるがために、それが全てだという勘違いをしてしまいやすいのです。
まして近代科学は唯物論の視点に立っているため、「心的状態があるとしても、それはある意味でなんらかの物理的な状態に還元できるはず。それ以外にない」と考えてしまいがちなのです。
つまり文献、証拠主義で目に見える「モノ」だけで判断する考えが主流になっています。教育でも、決められた理論、決まった答え、目に見るスコアで全てが完結する仕組みとなっています。まずは、そのこと自体が間違いであることに気付かなければなりません。

ところで「クリエーター」の能力とは、見えないものの中でも、特にイメージを見える形にする能力。
アーチストと言う言葉にも近く、音楽や芸術作品に置き換えるとわかりやすいでしょう。「クリエーター」とは自分の感じたイメージを、音楽や絵画、彫刻、建築、デザイン、映像といった具体的な形に変換することができる能力を持つ人のことなのです。
日常生活の中でも常に優先的に解決すべきイシュー(課題)は何かと考え続けることは、問題が決定的に拗れて解決不能になることを回避できる、という意味でとても重要なのです。
相手との駆け引きや、相手の出方によって、どのように対処すれば最終的にこちらが有利になるのか、ということを絶えず考えながら行動をするべきなのです。
そのような、駆け引きや、問題解決の方法を学ぶ方法は、実は家族内でのゲームを通じて、相手とのやり取りや駆け引きの練習をしておくことなのです。
家庭で、親子や兄弟でゲームをすると、その感覚はかなり磨かれていきます。もちろんゲームはTVゲームではありません。私が推薦するゲームには、立体四目、チェント、アルゴ等があります。amazonなどで簡単に手に入るので、ご家庭で楽しんでみてください。

そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで、実行してやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。

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