昆虫採集 48

昆虫採集や魚つりなどは、子どもにとって一番入りやすい、体験学習のチャンスとなります。
当教室では、夏休みになると100円ショップで虫網と虫かごを買って、近くの公園に昆虫採取に出かけます。せみの抜け殻を集めることから始めて、次にモンシロチョウやアブラゼミの捕獲に挑戦します。
アブラゼミのあとは、難度の高いミンミンゼミやニイニイゼミに挑戦します。さらに難しいのは、シオカラトンボや赤とんぼの捕獲になります。
私の息子も子どもの頃には昆虫が好きで、そのなかでも特に興味を持ったオオクワガタを探しに、福島県の檜枝岐村や山梨県韮崎市の山々で台場くぬぎの森の中へ冒険に良く出かけていました。
昔と違って、自然な状況で捕獲するのでは無く、今ではトラップを仕掛けて置いたり、キャンプ場などでは夜間、蛍光灯と白い布を設置して、クワガタやカブトムシが蛍光灯の光におびき寄せられて勝手に集まって来るのを捕獲する方法が主流になりつつあるようなのです。
東京都でも奥多摩に行くとミヤマクワガタが採れるようですし、千葉県でも房総半島まで行けば、ヒラタクワガタやミヤマクワガタが捕獲できるようなのです。普通のカブトムシやノコギリクワガタであれば、千葉県の船橋市でもアンデルセン公園で見かけることが出来ますし、印西市の松虫姫公園でも簡単に捕獲できるようなのです。

トラップ用の蜜の作り方
材料はバナナ2~3本、焼酎2カップ、砂糖1カップ、バナナは皮付きのままざっくりと切ります。焼酎と砂糖をよく混ぜて袋に入れて、そこにバナナを入れて軽く揉みます。この後、発酵させるので袋はしっかりと口が締められるタイプを用意しておきましょう。
材料を入れた袋を1~2日ぐらい太陽に当てて発酵させておきます。袋がパンパンに膨らみ過ぎたら、一度口を開けてガスを抜き、発酵が終わったら、できたミツをビンなどに移し替えます。あとはハケなどを使って、木にミツを塗ったり、ストッキングやペットボトルを切ったものを木にぶら下げておいて、次の日の早朝にチェックするだけになります。蜜を塗る場合のコツは、同じ箇所に何度かミツをつけ、ちょっと厚めに塗ることになります。昆虫採集は、冒険心や子供たちのロマンを強く刺激する、とても効果的な体験となること間違いありません。

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