ドーパミンサイクル 46

人間のやる気の基は、ドーパミンのようです。
ドーパミンとは、外部から受けた刺激を神経細胞(ニューン)に伝える神経伝達物質なのです。「脳内麻薬」とも呼ばれ、これが出ると快感を覚え、それがアドレナリンの分泌を促し、やる気にまでつながります。
ですから、子育てにも子ども達を「気持ちよくさせる」ことに注目する視点こそが大切だったのです。
そうなりますと、父親の最も大切な仕事は、できれば5歳くらいまでに、子ども達がたくさんドーパミンを出せるように、ドーパミンサイクルを強化してあげることなのです。すなわち、
「ワクワクドキドキ」⇒ドーパミン(快感)⇒やる気(アドレナリン)⇒実行⇒達成⇒ドーパミン(快楽)⇒やる気(アドレナリン)⇒行動の繰り返しがドーパミンサイクルなのです。
ドーパミンが出やすい子どもこそが、やる気のある子どもだからなのです。
脳の働き方を理解して、上手く自分でコントロール出来ることがとても大切なのです。
日本大学総合科学研究科の林成之教授は、「勝負脳」と言うコンセプトで、水泳の北島康介選手をはじめ、バレーボールや柔道日本代表の脳力アップに貢献されて来られました。
単に脳を戦闘モードにさせるだけでは無く、
深呼吸を活用してリラックスさせることや、目標と目的を、分離して捉えることで、最大のパフォーマンスを生み出す方法など、脳に関する専門家としてのアドバイスはとても参考になります。
例えば、「勝負脳の鍛え方」や「子どもの才能は、3歳、7歳、10歳で決まる」等の著作を是非一読してみてください。

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