国際大会 41
国際大会は、日本のDNAを改めて確認する場でもあります。体格、筋力、華やかさでは見劣りする日本人が、あっと驚くテクニック、チーム連携力、最後まで諦め無い精神力で、勝てる筈無いような相手に打ち勝つ姿は、日本人に自信と勇気を与えてくれるのです。
だからこそ、日本の子ども達には、自分の得意な分野でどんどん世界に挑戦して欲しいのです。
たとえ、馬鹿にされようが、笑われようが気にする必要はありません。
プロ野球の世界でも野茂英雄やイチローさんは、通用しないと言われながらも、メジャーで成功してくれたお陰で、後に続く選手が出てきたのです。大谷翔平選手も二刀流など通用しないと言われながらも、実績を積み上げている結果、後に続く選手が出て来そうだからなのです。野球以外のどんな分野でも構いません。日の丸をつけて世界の舞台でプレーする価値は何モノにも代えられない価値があるからなのです。
皆さんも子ども達を、その子が得意な分野で、ぜひとも日本代表選手に育て上げてください。
お金でも名声でもなく、日の丸のために強い誇りを持って戦った人しか味わえない、強い誇りと自信を体験することが出来るからなのです。それらが、新たな時代を切り開くエネルギーの源だからなのです。
例えば、日本のプロ野球選手が、日本代表の侍ジャパンに選ばれるのも、NPBで優勝したり、タイトルを獲得するのとは、全く違った次元の喜びがあるようです。それもそのはず、日本の各プロ野球チームの歴史はたかだか 年になり、フアンの数も限られますが、日本代表となれば、日本2000年?縄文時代から数えれば、1万五千年の歴史と最大1億2500万人の夢と希望を背負って戦うことになるからなのです。
日本代表となって、国際大会に出ることで、新しい世界を観て、世界から日本を観ることが出来るようになるのです。そのような人間が増えれば増えるほど、日本という国が磨かれて、世界のお手本へと近づくことが出来るのではないのでしょうか。
国際大会とは、日本人の大和魂を堂々と披露する機会となり、それを観た全ての日本人の大和魂を揺さぶる絶好の機会なのではないでしょうか。
