君が代 40

君が代は、およそ1100年前に作られた古今和歌集から引用された国歌であり、宴会などの最後にお祝いの歌として唄われ続けて来た、世界で一番短い歌詞の国歌なのです。
君が代の「君」の意味は、一般的に考えられている天皇陛下を意味するのでは無く、成熟した尊い男女のことを指すものだと私は解釈致します。
君のキはイザナギの「キ」で男を指し、君のミはイザナミ「ミ」で、女を意味するという説があるのです。「いざなう男」と「いざなう女」を意味するということなのです。

したがって、君が代の歌詞を解釈すると、
きみ=完璧に成長した男女が
代=時代を超えて
千代に八千代に=永遠に千年も万年も、生まれ変わってもなお
さざれ石の巌となりて=結束し協力し団結して、
苔のむすまで=固い絆と信頼で結びついていこう、
という意味になるのです。
1880年(明治13年)に宮内省雅楽課が旋律を改めて付け直し、それにドイツ人の音楽教師フランツ・エッケルトが和声を付けたそうなのです。
オリンピック等の国際舞台で日の丸(国旗)が掲揚され君が代を聴くと、たとえ極端な愛国主義者でも右翼でなくとも涙がでるほど感動してしまいます。
日本の伝統と清らかさを感じ、「日本人よ立ち上がれ!」「日本人よ永遠なれ!」という気持ちにさせられます。
それは、君が代に大和魂が吹き込まれているからなのだと私は感じます。
宮中で継承されてきた日本古来の伝統音楽である雅楽の律音階で構成されている事と、リズミカルでなく摺り足のようにゆっくり緩やかに動いていくことで、神聖な荘厳さを醸し出しているのも大きな特徴です。
君が代を歌うことで、自然と子ども達にも大和魂が伝わるはずだと私は信じています。

一方で、君が代をヘブライ語で解釈する説もあるのです。それらの解釈によると、意味は以下のようになるそうなのです。
立ち上がれ、神を讃えよ
神に選ばれし
イスラエルの民よ
喜べ残された人々救われよ
神の預言は成就した
これを全地に知らしめよ
と言うことのようなのです。
いずれにせよ、日本人が力強く生き続ける為の熱い気持ちが、君が代を通じて伝わって来るのです。

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