愛国心を持てる

この力があれば将来、世界で通用する人になれます。
私の息子にとっては、コアラカップでの優勝が世界で戦える自信と、日の丸背負って、日本という国家に忠誠心を持てるようになる、大きなきっかけとなりました。
息子は中学三年生の時に、縁あってリトルシニアの日本代表として、オーストラリアで行われたコアラカップに参加する機会を得ることができました。
マイナーな大会ながらも日本の日の丸を背負い、憧れのジャパンユニフォームを着て国際試合を戦った経験は、息子にとって大きな財産となったことは間違いありません。
日本と言う国への愛国心、そして日の丸を背負うことの責任の重さを自分の肌で直接感じることができたのは、一緒に戦った仲間たちや監督コーチの方々との人間関係とも併せて、何ものにも変えられない大切な財産になったのです。
皆さんも、自分の子ども達を是非とも日の丸を背負える子どもへと育てて欲しいのです。世界が個人と繋り、個人が世界と繋るからなのです。
我々は、日本を応援することで、日本人だという自覚を持ち、自分と選手を重ね合わせて応援することは非常に大切なことなのです。
また中学時代に甥の高校が甲子園に出場した際に、甲子園まで応援に行った感動が自分も甲子園に出たいという気持ちを起こさせ、東京六大学野球の早慶戦への憧れが、自分の目標を定かにしたのでした。
息子の高校野球や大学野球では、数々のプロ野球スカウトの方にも見学にきていただき大変お世話になりました。
伝統ある早稲田大学野球部の大学選手権優勝パーティーにも保護者としてご招待頂き、スカウトの方々にも良くして頂いたことは、親にとっても大きな喜びでした。もし大学野球を辞めなければという、親バカな気持ちも残っておりますが、本人がベンチャーという道を志した以上、今は応援するしかありません。
ところで、書初めを自分で書くことは、自分の気持ちを心に刻むためにも非常に大切な習慣です。
「思考は現実化する」と言われているように、書くことで、書いたことが本当に現実になる可能性が高まります。
ですからメモ帳から日記、短冊なども非常に重要な機会です。
行事や習慣の中に貴重な伝統を織り込んだ日本人の知恵に他なりません。

ホロンとは、部分でありながら全体としての機能・性質をもち、全体と調和して機能する単位のことを表します。それは1967年にアーサー・ケストラー氏が提唱した概念です。
自分が大きなモノの一部でもあり、またその一部が全体を創り上げているという相互関係なのです。
例えば一つの脳細胞は、人間全体から見ればひとつの役割を果している細胞に過ぎませんが、全体からの指示を受けて役割を果します。
しかしながら一細胞から全体を観れば、たかが一つの細胞なのですが、全体の一部として生命の維持に貢献しています。
もしトラブルがあれば、違う機能をサポートする役割に転換することもできます。つまり全体と一部と言う役割は違っても、同じ情報を持ち、相互に連携を取りながら、バランスよく成立する関係となっています。
もしも一細胞が全体とのバランスを無視して勝手に増殖し続けたらどうなるでしょうか、これはガン細胞に他なりません。
やがては人間全体を死に追いやってしまいます。
人間一個人と地球との関係がまさに、このホロンなのです。
逆に言うと、ひとりの人間が地球全体を変えることも可能なのです。
日本人は、欧米人のように個人主義の考え方で、強烈な「個」を主張するのではなく、また共産主義や全体主義を主張するのでもなく、世界全体とのバランスと調和のとれた「個」を主張できるようにならねばなりません。我々は個人であると同時に、日本人でもあるのです。関係無いどころか、その関係は絶対に切ることが出来ない関係で結ばれているのです。

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