先輩 21
人生の先輩を通じて学んで欲しいことは、
1.明確な目的・意見・ビジョンを持つこと
自ら『こうありたい』『チームをこうしたい』という思いが大切なのです。
先輩や他の人が話していたからではなく、自身の言葉でしっかりとした意見を理路整然と話せる人材は、新人からも信頼感を得やすいからなのです。
2.メンバーとしての模範を示せること
組織の中で人の先頭に立って物事を行い、模範を示すことができる人材は、誰もが頼りに出来る存在です。誰かに何かを言う場合は、そのことをきちんと自分で有言実行できる人は、新人フォローをする際にも適任です。期限やメンバーとしてのマナーを注意する先輩自身が、正しい行動をできていることは当たり前なのですが、本当に有言実行できる人は存外少ないものなのです。
3.常に明るくて前向きなこと
いつでもポジティブな考え方やふるまいができることも重要です。
言い訳ばかりを溢しているような、ネガティブな人間よりも、どのような状況でも常に前向きに仕事と向き合っている人は、誰もが信頼出来る人なのです。
4.日頃から学習し成長が出来ていること
自分の専門分野はもちろん、専門分野以外の智識も含めてさまざまなことに興味を持ち、日々の仕事からも学びを得ている人は、誰もが尊敬出来る人材です。
成長し続けている先輩は、後輩にも信頼されます。5.誰にでも平等に接せられること
相手の肩書きや立場によって態度を変えることなく、誰にでも平等に接することができることは重要なポイントです。他人のサポートを惜しまない人材は、組織にとっても非常に貴重だからなのです。
いつでも、どういった状況でも態度に裏表のない先輩であれば、後輩も悩みを気軽に相談することができるでしょう。
そして先輩にお礼を言う際には、お礼の言葉「ありがとうございます」「ありがとう」に加えて、メッセージを添えるようにしましょう。
また相手の具体的な行動「○○をして下さって」「○○のおかげで」
という理由も添えましょう。そして、自分がどのようにうれしかったのか? 「難題を解決でき安堵した」「前向きに考えられるようになった」などを具体的に述べる、以上3つのポイントを伝えるようにしましょう。
初めから「ありがとう」を期待して、行動する方はいないのですが、感謝されるとうれしいですし、もっと役に立ちたいと思うものです。
人間関係に置いては、「感謝をきちんと伝える」ことは、とても大切なことだからなのです。
学校生活、クラブや社会活動を通じて、様々な先輩と知り合えることは、人生に置いての貴重な機会で有り、チャンスなのです。これからの人生で、どのような先輩達と巡り会えるのが、楽しみにして生きて行きましょう。
