正しい歴史 8
子ども達には、政治的な色つきの歴史観ではなく、本当の歴史を教えてあげてください。 日本の教育制度では、私も含めて親自体が本当の歴史を教わりません。
ですから先ずは、親が正しい歴史を自分で学び、それをヒントにして、子ども達に正しい歴史の学び方を教えることが必要なのです。
私自身は、学校の授業で疑問を持ったことがしばしばありましたが、不幸なことに本当の答えを教えてくれる先生には一人も巡り合うことが出来ませんでした。
昔はインターネットがなかったので、本当の歴史を調べることも難しかったのですが、今ではWikipediaやヤフーの知恵袋などを利用して、第三者的な意見も取り入れて、自分自身で本当の答えにたどり着くことが出来るようになりましたので、子ども達にはその調べ方を身に付けさせてあげてください。
その際に、日本史は勿論大切なのですが、世界から影響を受けた結果として、日本史が成立していることからも、外国との関係を絶えず考慮することが重要なのです。また、「彼を知り己を知れば百戦 殆うからず」ですので、先ずは近隣諸国、特にロシアと中国の歴史を学ぶことをお勧めしたいのです。
この2国の歴史を知ることで、何故日本が過去に戦争を起こしたのか、今後の世界がどのようになって行くのか、そして自分達はどのようにあるべきかの答えが出るからなのです。
歴史書は勝者による改竄の書物が多いので、鵜呑みにしてはいけません。
客観的な歴史事実から遡って、歴史を分析すれば、本当の歴史が炙り出されて来るのです。
歴史を振り返ることで、勝敗を分ける切り札がワンパターンで繰り返されていることにも気が付くのです。
そして日本でも、戦争経験者が未だ生存しているのにもかかわらず、本当の歴史が伝えられていないことが、歴史書の嘘を証明してしまっているのです。
