自分の口で言う 3

 自分の言葉で発すると、頭の中で考えるだけに比べて、その実現力は圧倒的に増します。
自分で自分の意思をハッキリと確認することが出来るからです。また人間の脳は、自分の声を一番に信用すると言う理由もあるのです。
言霊(ことだま)とは、一般的には日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のことなのです。
言魂とも書きます。声に出した言葉が、現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良いことが起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされているのです。そのため、祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように訓練されるのです。今日にも残る結婚式などでの忌み言葉を使ってはいけない風習も、言霊の思想に基づくものなのです。
日本は、言魂の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」とされているのです。
例えば、躾を徹底させるのにも、自分で言わせることが基本になります。
「ごめんなさい、もうしません」を自分の口で言うまで決して終わりにしてはなりません。これを確認することが、子どもにとって一番大事なことだからなのです。
一方で、母親が子どもに対して、何もかもに口を出してしまうと、自分では何もできない子どもになってしまいます。「16時に塾に行きなさい、机の上に用意してある道具を持って行きなさい」等、全て母親任せでは子どもの主体性が育ちません。
まずは子ども達を信じて、ひとりの大人として扱い、全てを子ども自身が考える通りにやらせてみましょう。そのうえで大きく王道から逸れるようなことがあれば、その都度、指導して王道に戻す手助けをすることが親の役目なのだと思います。そのためには、まずは子ども達に自分で意見を言わす練習をしなければなりません。
例えばレストランで食事をする際にも、ファーストフード店で注文をする際にも、自分の口で注文する習慣をつけなければなりません。そして自分で頼んだものについては責任を持ち、最後まで残さずに食べ切ることが必須なのです。
当教室では、それらも教育の一環として、ファーストフード店の注文を自分で行う練習をさせるのですが、事前に教室で確認した際にはちゃんと言えた注文も、いざ本番になり、自分でやらせてみると、しどろもどろになってしまう生徒も多いのです。
お家でも日頃から1分間スピーチの練習を是非やらせて、自分の口で発表する習慣を付けてください。
ポジティブな天国言葉を毎日使っていると、ポジティブな人生になりますし、ネガティブな地獄言葉を使っていると人生が台無しになってしまうのです。
さあ、今日も元気に笑顔でポジティブな挨拶から1日を始めてみましょう。

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